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2006/05/16 23:27  甘い香り2



菜々子の上司である吉野美咲は彼女より10歳年上だが、34歳とは思え
ないほど若々しい。かっちりとしたパンツスーツやタイトスカートが
よく似合う、モデルのようなプロポーションだ。ショートヘアのせい
か、どこか中性的な魅力がある。背が低いわりに胸が大きく、服装も
フレアスカートやワンピースが多い菜々子にとって、美咲の体型やフ
ァッションはまさに憧れの存在なのだ。もちろん、外見だけに憧れて
いるのではない。 だが、美咲のことを和哉に話すと「あー、うちの会社にもいるよ。い
かにも仕事できます風のお局様。いつもヒステリックに怒っててさ、
すげーウザイんだよなぁ」の一言で片付けられてしまう。
自分の愚痴は散々話すくせに、私の話には全然興味を示してくれない。
菜々子は和哉のそういうところにも嫌気がさしていた。
第一、美咲はそのお局様のように、感情に任せて部下に当り散らす人
間じゃない。もちろん、仕事でミスをすれば厳しく叱られるが、きち
んとフォローもしてくれる。会社の飲み会でも、どちらかというと聞
き役に回っていて、カラオケでは自分たちと一緒にバカ騒ぎもしてく
れる。和哉のその一言があってから、彼の前で美咲の話をすることは
なくなったが、菜々子は美咲の部下になれて本当によかったと思って
いた。


「でさー、今度入ってきた新入社員がさ――」
和哉と飲み始めてから1時間が過ぎた頃、菜々子は彼の愚痴をうんう
んと適当な相槌で流しながら、ぼんやりとその姿を眺めていた。営業
マンらしく、身なりには気を使ってるし、好きで付き合い始めたわけ
だから、ルックスだってそんなに悪くはない。
(いつから、こんなにおっさんくさい話し方するようになちゃったの
かなぁ~。)
付き合い始めた頃は、ドキドキして夢中で求め合っていたセックスも、
今は義務のように感じてしかたなかった。
(こういうのを情っていうのかな、和哉のことを考えない日って結構
あるし……。)
菜々子は手酌でワインを注ぎ足した。
(そいういえば、昔はグラスが空くと、すぐに気にしてくれたのに…
…。向こうも惰性で付き合ってるのかしら。)


「おい、菜々子、ちゃんと聞いてんのか?」
和哉に声をかけられ、菜々子はドキリとした。
「聞いてるわよ~。あ、ちょっと待って電話が…」
鞄の中に放っておいた携帯の着信ライトが点滅してるのに気付くと、
菜々子はごまかすように急いで電話に出た。
電話の声は、美咲だった。
「どうしたんですか? チーフ」
「来月の展示会に使う資料のチェックと、それとは別にサンプル品の
整理を、急に週明けまでにしなくちゃいけなくなってね。とにかく数
が多いから誰かに手伝ってもらおうと思ったんだけど、佐伯さん、予
定入れちゃってるかしら?」
菜々子は、ちらりと和哉の方を見た。確かに明日は、和哉と映画を見
に行く予定がある。でも、急な仕事だし、学生時代に逆のパターンも
あった。何より、今日は和哉の部屋に泊らなくてすむ。
(別に映画はいつでも行けるしね。)
そう思った菜々子は、二つ返事で明日の休日出勤を了承した。電話を
切る時に「本当にありがとう」と嬉しそうに弾んだ美咲の声に、菜々
子もなぜか嬉しくなった。
だが、急な休日出勤を告げると、和哉はことのほか不機嫌になった。
「仕事だし、仕方ないでしょ。それに何回も謝ってるじゃない」
店を出た後も機嫌が直らない和哉に、菜々子はイラつきを通り越して
呆れていた。
「俺と映画行くのやめてまで、お局様のご機嫌取りかよ」
吐き捨てるように言う和哉の言葉に、菜々子の中で何かがキレた。
「じゃぁ、もういいよ。いつまでも拗ねてれば! 私は明日も仕事だ
から帰るね」
酔いの勢いも手伝って強気に言い返すと、菜々子はちょうど通りかか
った空車のタクシーに1人で乗り込んだ。タクシーが走り出し、後ろ
を振り返ると、和哉がぽつんと立っているのが見えた。
その晩、何度か和哉から着信とメールがあったが、全て無視して菜々
子は眠りについた。
これが別れるいい機会だったのだと思いながら――。

テーマ : えろす小説 - ジャンル : 小説・文学

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